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2時間おきにショットグラス一杯分の日焼けどめをぬるなど”ちょっと変な健康法”を続けた男の話       ~AJ Jacobs

”健康すぎるということは、不健康だ。人々と強いつながりをもつことは 私達の健康にはとても重要なのだ。”

              作家 アリ・ジェイコップ

 

Abrstract

「私はこの10年間自己改革という大義名分のもと 自分自身に 苦痛と屈辱を与え続けてきました。」

買い物中を含め歩行中は ヘルメット.

2時間おきにショットグラス1杯分の日焼け止め.

すべての専門家の意見を聞き、

「ちょっとそれは」という健康法まで.

すべてを実践していった風変わりな男の語る

究極の健康の秘訣

ーそれは、喜びだ。

 

目ポイント1 

10年間徹底的に、

自己改革を行うジェイコップの粘り強さ

でも、その自己改革は少し変わってる(笑)

主な自己改革

1知的な人間になるため、 ブリタニカ百科事典のAから

 Zまでの すべてを読破する。

2健康増進のためショットグラス1杯分の日焼け止めを塗

 り、それを2時間おきに繰り返す。

3健康な体を損なわないため、買い物中も通勤中も歩く時

 は、ヘルメットをかぶる。

自己改革としても健康法としてもあまりに変わっている。

しかし、この彼の経験の中から得られたものは大きい。

ちなみに、

日焼け止めについては皮膚科の先生から言われたらしい。

そして、現在 

できるかぎりイヤホンをして、騒音をシャッアウトして生活をしているらしい。

彼なりにとても満足そうだ。

 

目ポイント2 

”変”の中にあるジェイコップの知性

大手メディア 著名人から

彼の出した健康法は称賛の声を浴びている。 

健康法に対する称賛の声

Inspired and inspiring.”

”感動とインスパイヤー”

–Vanity Fair

Both laugh out loud funny and enlightening.”

”爆笑と学びの両方”

–People magazine

Bright, funny and even useful.”

”聡明さ、面白さ、そして実用性” –The New York Times

なぜ、こんなに注目されるのか?

それぞれの奇怪な自己改革の中に光る彼の知性 

1.ヘルメットでぶらつく理由 

デンマークの安全委員会の影響を受けた「歩行ヘルメットを被ろう」という 公共キャンペーンを本当に試した(笑)

だが、実際に「ヤバい経済学」の著者によれば 1マイルあたりの死亡率は 実際には 飲酒運転より 飲酒歩行のほうが高い。

2.イヤホンをつけて生活している理由

 「騒音は、健康被害として本当に過小評価されている。 聴覚を損なうのは言うまでもなく 実際に 攻撃・逃避反応を 引き起こす。大きな騒音により 攻撃・逃避反応が 何年間も続くことにより 本当の健康被害が起きます 心臓血管に損傷を与える 。

 世界保健機関は騒音公害について大規模な研究を行い その結果が今年出版されました この研究はヨーロッパで行われました。WHOは 騒音公害によって ヨーロッパで毎年160万人の 健康が損なわれている 推定がされている。」

一見して、不思議な行動にも様々な理由があった。

 

目ポイント3 

健康に対する秀逸なジェイコップの世界観

”喜びが健康に大変重要だ”

いろんな健康法のうち そこに何かしらの楽しみや喜びがない方法は ほとんど長続きしませんでした。

ジャンクフード業界は 私達の快楽のツボを押すことと 満足させる方法を見つけることに 非常に長けています しかし 私達はこの技術を 健康的な食品にも適用することができるのです

喜びが、健康に大切だ。

今日、みなさんにジェイコップを紹介した

最大の理由はこれだ。 

私の知り合いの多くは、健康を追い求めるあまり大切なことをわすれていると思う。 

多くの人が健康のために

家族との交流の代わりに、

間違ったトレーニングを徹底的に行い、

真偽のわからない健康情報を集め、

健康法をこなすスケジュールに追われている。 

 

私もそうだ。

どうしても、健康法を続けることが目的になってしまう。

一度はじめた健康法をやっていないと、

激しい罪悪感にまで襲われるからだ。

今までほとんどの健康法が、三日坊主なのにだ。

確かに続ければ、

健康診断の数値は正常にもどるかもしれない。

だが、目的を見失えばトータルでは不健康になる。 

健康は、自分のため

どんな健康法も

家族のため

仕事のため

社会のため

最終的には、自分のためである。

アリ・ジェイコップは、

自分のための健康に新しい視点を見出した。

ー自分の喜びのためだ。

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